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一味違った修善寺が味わえる温泉がある

岡本綺堂(おかもときどう)の「修善寺物語」など数々の小説の舞台となった修善寺は、真に絵になる温泉地である。桂川の両岸に老舗温泉が並び、昔ながらの射的場、浴衣で散策したくなるような朱塗りの橋、源氏三代の悲劇の舞台となった史跡の数々。

自然を楽しみたい者にも、歴史のロマンに浸りたい者にも等しく楽しみを与えてくれるそのような温泉地である。街の名前の下になった修善寺は弘法大師(こうぼうだいし)による開基であり、温泉も弘法大師が湧き出させたという伝説の温泉は、アルカリ単純泉。

美白効果があることから女性に愛されてきた温泉である。ここ修繕寺には老舗温泉が何軒か存在するが、比較的新しい旅館ではあるものの、歴史の風情と共にモダンな遊び心を感じさせる名旅館が「ねの湯 対山荘(たいざんそう)」である。

料理は豊富な伊豆の幸を生かした料理で、見た目にも美しく、虫の声や川の流れの音などが楽しめる山の宿の雰囲気をもった宿である。

温泉は勿論のこと、客室はデザイナーである香川眞二(かがわしんじ)が演出した「和モダン空間」であり、蛍光灯は一切使わずに間接照明の暖かい光が、日々の疲れを癒してくれる。嵐山の懐に佇み、伊豆の湧き水が流れるこの温泉は創業55年。


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