湯布院は「豊後富士(ぶんごふじ)」と称される秀峰「由布岳(ゆふだけ)」の麓、由布盆地に位置する全国第三位の湧出量を誇る温泉郷である。
無色透明、無味無臭のアルカリ性単純泉で神経痛、筋肉痛、冷え性などに格別の効能があると言われている。
湯布院は芸術の町としても知られており、芸術のよりどころとして駅の待合室をかねたギャラリーや国内外の作品を収蔵する個性豊かな美術館など芸術の雰囲気にあふれかえるこの温泉には、全国から音楽家や芸術家が訪れる。
もちろん温泉街も発達していて、「湯の坪街道(ゆのつぼかいどう)」を中心とした通りには、みやげ物屋や食事処が随所にみられ、美術館巡りに坪街道のそぞろ歩きなど楽しみ方も色々である。この湯布院で名温泉として知られているのが「由布院 玉の湯」である。
クヌギや紅葉などの広葉樹を生かした3000坪の庭園は、新緑、紅葉、雪景色とどの季節に訪れても四季折々の表情が楽しめる心遣いである。
森の小道のような玄関のアプローチを抜けると和洋を巧みに折衷した客室が迎えてくれる。緑の木々に囲まれた露天風呂のある大浴場も魅力的だ。夕食は食事処「葡萄屋」でいただく郷土料理。湯布院の野菜、豊後牛、地鶏などの食材を中心した料理が楽しめる。