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伊豆 温泉の中で、部屋毎に違う特徴ある内装で有名な伊豆 温泉が「白壁荘(しらかべそう)」である

伊豆半島中央の湯ヶ島(ゆがしま)の伊豆 温泉の中で、部屋毎に違う特徴ある内装で有名な伊豆 温泉が「白壁荘(しらかべそう)」である。白壁荘では蛍の養殖も行っており、湯ヶ島で行われるホタル祭の時期を過ぎて、8月頃になってもホタルが楽しめるのはここの庭ぐらいであると言う。

伊豆 温泉も工夫があり、巨大なアフリカ紫檀の樹を刳り貫いて作った「巨木風呂」、巨大な石を刳り貫いて作った「巨石風呂」等遊び心が感じられる。湯ヶ島町の夏祭りは、山の中で行われる打ち上げ花火があり、なかなかの風情であるが、ここ白壁荘の巨木風呂からは丁度、湯船に入りながら花火が楽しめるという好立地である。

花火の時期に合わせて宿泊すると楽しさが倍増するだろう。ここ白壁荘は、自伝的小説「しろばんば」の著者である井上靖(いのうえやすし)氏の実家であり、そのつながりで井上靖直筆の原稿等貴重な資料が館内に飾られている。

女将(おかみ)は、地元湯ヶ島の名物であるワサビのPRで様々なメディアに登場する人物であるが、特製のワサビ酒の楽しみ方を自ら指導してもらえる。体に良い「ワサビ尽くしの膳」もここの名物の一つである。

湯ヶ島の散策は町の人々が昔から使っていた生活道である「湯道(ゆみち)」を通るが、ここの伊豆 温泉の女将特製のイラスト入りの散策地図には、「しろばんば」のどの場面の本になった場所なのか等が詳細に書かれており、小説を手に取りながら散策してみるのも面白いのではないだろうか?


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